皆さんは、
「せどりで物品を仕入れる際にメルカリを利用したけど届いた商品が偽物だった」
または日常の中で、メルカリを通して購入したものが偽物で「騙された」という経験をしたことはありませんか?
今回はメルカリで模倣品が届いてしまった際に返金して貰う方法について解説していきます。今回紹介する内容は受取評価後も可能となっておりますのでぜひ参考にしてみて下さい!
- メルカリで偽物が届いた場合の対処法
- 購入金額を返金してもらう方法
メルカリで模倣品らしき物が届いたら
商品を調べる
メルカリで自分が購入したものと違う物が届いた場合、まずはその商品が本当に偽物であるか細かく調べましょう。
調べる方法は主にApple等の電子機器であればシリアルコードが刻印されていますのでそちらのコードが本物かApple公式でチェックしましょう。また、靴や鞄、時計などに関しては、販売店に足を運んだり専門家に鑑定してもらうのも有効です。
実際に被害にあって返金して貰うまで
① 商品の購入
実際に私、ぴよが購入してしまった「AppleのAirPods Pro」と謳われる偽物で細かく解説していきます。
まずは購入してしまった商品がこちらです。
今回、Apple純正のAirPods Pro新品が¥17,000という破格で出品されていました。
商品の説明欄には、即決を迫るような「早い者勝ちコメント無しでの購入OKです!」との文字が記載されていました。
② 偽物の可能性に気づく
購入後すぐ、模倣品(偽物)の可能性が脳裏をよぎりました。
この時点で相当焦っています。(笑)
その後すぐにキャンセル申請を出品者に行いました。
すると出品者側が普通にキャンセル処理を行ってくれたのです。
③ 誤って受け取り評価をしてしまった
無事にキャンセルを行う事ができ安心していましたが、その直後に「受取評価を行ってください」と、メルカリからのメールが届きました。
そこで、キャンセルしても相手の評価は行うのかなーと適当に評価したところ「商品が発送されました」とのメールが来て愕然。
④ 届いた商品を確認
届いた商品を確認してみるとパッケージからわかる偽物具合。しかし、商品概要にはシリアルコードも打ってあったので一応Apple公式サイトで確認してみることにしました。
すると、、なんと本物のシリアルコードが刻印されていました。しかしよくよく調べていると「本物のシリアルコードを刻印されたニセモノ」であることが判明しガックリ。
⑤ メルカリ事務局に問い合わせる
それでも諦めたくなかったので、メルカリにことの詳細を画像付きで報告し、待ってみることにしました。
ネット上で調べてみると「受け取り評価をする前で有れば対応して貰える」との事だったのですが私の場合はすでに受け取り評価済み。
状況は絶望的でしたが一応報告してみることに。
すると4日後、このようなメールが届きました。
もしかしたら出品者側がメルカリの指示に応じて、対応してもらえるかもしれない!
そう思って出品者の対応を待ちましたが取引メッセージを確認しても音信不通。完全に逃げられました。
⑥ メルカリに購入金額を補償して貰えることに
そこで、もう一度お問い合わせを行なったところ、商品をメルカリに発送することで、購入金額を保証してもらえるとの事でした!
流石に諦めかけていましたが、メルペイ残高として17000円が返金されていました!
今後、このようなことをする人が減ることを祈る一方でだまされて被害に遭う方もいるかもしれません。購入をする際は必ず商品が本物かどうかしっかりと確認して購入しましょう。
また、商品購入後、送られてきた商品が偽物であった場合は、絶対に受け取り評価を行わず、メルカリ事務局に報告することをお忘れなく!
メルカリでお金を返金して貰う方法
1、模倣品が確定したらまずは事務局へ連絡
届いた商品が模倣品である事がわかったら下記の手順で運営にお問い合わせのメールを送りましょう。
- 「メルカリ」アプリを開く
- 画面右下の「マイページ」を押す
- 「お問い合わせ」
- 「お問い合わせ項目を選ぶ」
- 「取引中の商品について」
- 「購入した商品」
- 該当する商品を選択
- 「その他」
- 「お問い合わせをする」
2、模倣品(偽物)の詳細を運営に送信する
お問い合わせページまでたどり着いたら、早速、商品の詳細を報告しましょう。
できる限り細かく、詳細を伝えましょう。送られてきた商品の写真等を一緒に添付するのがおすすめです。
(下記は筆者が戸惑いながら事務局宛に送った内容です。乱文ですがご参考までにどうぞ)
3、出品者の対応を待つ
お問い合わせが完了したら、メルカリ事務局が出品者に対し返品を受け付けるようメールが送られるのでその後の出品者の対応を待ちつつ、メールの指示に従って準備を行いましょう。
ここで出品者から返品の指示を受けた場合は開示された住所宛てに速やかに商品を返品します。その後出品者が返品された商品を確認後、返金対応となります。
4、対応が無かったらメルカリにもう一度、問い合わせる
24時間経っても出品者からの返答が無いようであれば再度、メルカリへ問い合わせを行いましょう。
5、メルカリから送られてきた指示に従う
お問い合わせ完了後、メルカリ事務局からの説明と具体的な指示が届きます。
万一出品者からの対応が無かった場合、恐らくメルカリ宛てに商品を返送し返金対応を待つことになると思いますが、メルカリ側が模倣品であると確認が取れた場合の対応になると思われますのでその点は理解しておきましょう。
6、返金対応を待つ
模倣品である事の確認が取れたら、メールと共に、メルペイに購入金額の補填が行われると思いますが、100%確実に返金される訳ではありません。
繰り返しになりますが、ケースバイケースだと思いますのでその点は理解しておきましょう。
ニセモノ被害にあわないために
今回は幸いにもメルカリから購入代金を全額返金して貰えましたが、全てがそうなるとは限りません。そこで偽物被害にあわないようにする為の6か条を作りました。
ぜひ、フリマアプリ等で顔の見えない相手とやり取りする際は下記項目をしっかり確認してみてください。
- 本人確認済か
- 過去の取引件数が極端に少なくないか
- 出品者のレビュー(評価)が悪くないか
- 高級品が異常に安く出品されていないか
- 同一商品を大量出品していないか
- 掲載写真が誤魔化されていないか
まとめ
いかがでしたでしょうか。そもそもメルカリでの詐欺行為自体が無くなれば良いのですが、そうもいかないのが現状です。
副業で物品の調達や、日常でフリマアプリを使用する際は充分に注意して利用していきたいですね。
もし模倣品を誤って購入してしまった場合、受け取り評価後でも諦めず、メルカリ事務局へ相談してみましょう。今回の場合と同様、全ての方に真摯に対応してくださると思います。